理想的なあり方

片岡さんは以前、先見日記で「理想的なありかた」についてこう書いていた。

「理想的なありかた、というものについて考えてみる。生きかたでも人生でもなく、ありかただ。日々あることは生きかたかもしれないし、その連続は人生になったりするかもしれないけれど、ここではそのいずれでもなく、ただありかただ。しかも理想的な。

 ひとりでありたい、とまず思う。独身ですか、と人は言うだろう。結婚しないとかじつは別れたとか、そういったことではなく、かといって天涯孤独のようなことでもなく、なんの意味づけもなしに、どこの誰ともつながることのない、純粋なひとりだ。毎日がひとり。それがまず第一の基準だ。ひとりである以外にどんなありかたがあるのか、というような意味におけるひとりだ。」

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私もこれと似たようなことを思う。
私もひとりでありたい。
他人を否定するという意味ではなく、他人と過ごす時間が嫌いだという意味でもない。
他人に依存せず、安易に頼ったり見返りを求めたりしない「ひとり」だ。
「やむをえずひとり」ではなく「あえてひとり」を楽しめるという言い方でもいい。
これは今に始まったことではなく、子供の頃からそうだった。
片岡さんの小説に出てくる女性たちも、そういった女性が多い。
だからこそ、彼女たちに共感を持ち、彼女たちの考え方や行動に興味を持つのだろうと思う。 

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by space_tsuu | 2004-07-28 00:00 | 私の心とその周辺
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