ふたとおりの終点

この八編のショートストーリーのうち七編は片岡さんが
いろんなプールのなかないしはプールサイドで考えたり
思い付いたりしたものだそうだ。
プールで泳いでいた時に、こちらから泳ごうとする人に
とってはあちらの端が終点であり、むこうから泳いで
くる人にとってはこちらの端が終点だとふと思ったこと
がこの小説のタイトルになったそうだ。

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『別れて以後の妻』
オレンジ色の路線バス

『ふたとおりの終点』
215キュービック・インチの6気筒140馬力の
くすんだ赤のステーションワゴン
運転席は赤い皮張りのヘッド・レストのないベンチシート
フィンランディア・ウォッカ
海老フライ・タルタルソースがけ
ダーク・ラム
ウイスキー
マムシ・ドリンク
ポルトガルのブランデー
ルーマニアやブルガリアのブランデー
コンソメ・スープ
クロワッサン
アヴォカードのサラダ
コーヒー

『紅茶にお砂糖』
缶ビール
ビーフカレー
マスカテルの香のするフォートナム・アンド・メイスン
のダージリン・ティー
紙コップのコーヒー

『きみを忘れるための彼女』
クーペ
ステーション・ワゴン

『オートバイに乗る人』
シフトペダルが右にあるプッシュ・ロッドを使うOHVの
ツインのオートバイ
コーヒー
ビールを混ぜたシャンパン
1960年台のキャデラックのオープンカー

『400+400』
35〜105mmのズーム・レンズがとりつけてある
シングル・レンズのリフレックス
(装填してあるフィルムはASA25のエクタクローム)
4サイクル400ccシングルシリンダーのオートバイ
林檎の香りを加えてある紅茶

『一日の仕事が終わる』
コーヒー
シュウマイ
白ワイン

『ハートのなかのさまざまな場所』
130馬力の7ウェィのシートのクーペ
16000回転水冷のオートバイ
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by space_tsuu | 2004-03-11 00:00 | 赤い背表紙(短編)
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