私は彼の私

カヴァーの袖に書いてある文章を抜粋してみた。

---
現実にはめったにないような関係や状況を、ごく普通の
よくあることとして書き手がとらえると、それはすでに
ストーリーのはじまりです。ストーリーは、日常や現実の
逆なのです。だからこそ、私たちは、ときどきストーリーを
さがしては、面白く読むのです。
---
b0127073_18174160.jpg


なるほど、そうなのかと思ったけれど、「事実は小説よりも奇なり」と
いうことわざもあるではないか。
ということは、日常や現実の逆とばかりは言えないだろう。
こういう現実もありうるかもしれない。

あとがきには、ひとつのストーリーを手に入れるにいたるきっかけは
その気になりさえすれば、日常のいたるところにあるようだと書いてある。
今日一日自分が過ごした時間を振返って、ストーリーになるようなことが
あったかな? と回想して、もしあったなら、その現実に何かエッセンスを
ふりかけて、一つのストーリーに仕上げてみるのも面白いかもしれない。




『私は彼の私』

秋山美子
中井瞳
小沢忠彦

ステーション・ワゴン

フランス製の小さな缶詰(ホロホロ鳥のパテ)
パン
コーヒー

『ほぼ完璧な情事』

杉山
若林江美子

コーヒー

クーペ

小型のカメラ(35ミリのフィルムを使うボディの蓋が沈胴式になっているカメラ)

『鏡が必要です』

青山優子
杉浦
島崎真理子

缶ビール
ピッツア(アカチョビとガーリック)
三人前のサラダ
コーヒー

カミーユ・サン=サーンスが1877年に作曲したピアノの練習曲のLPレコード

『秋時雨』

フル・サイズのステーション・ワゴン
フル・タイム4WD

高野
景子
純子
村田

ライ麦畑でつかまえる(ホールデン・コールフィールド)

サイモン・アカド・ガーファンクル
(アメリカ)
ミセス・ワグナー
キャシー
パイ
グレイハウンド
(オーヴァー)

コーヒー

『ブルー・マイナー』

マイルス・デイビスのLP
ベースがポール・チェインバース、ドラムスがフィリー・ジョーンズのピアノ・トリオのLP
クインテットのLP

シャンペイン・ゴールドのセダン

エスプレッソ

『信号を左折する』

鮮やかなスカイ・ブルーのアメリカ製のステーション・ワゴン
双発のプロペラ・エンジン

『泣いた顔』

竹田恵理子
加藤修二
中尾由紀江(女優)

ドライ・シェリー
ドライ・ヴェルモット

『鎖骨の感触』

鎖骨
肩甲骨
[PR]
by space_tsuu | 2004-05-31 00:00 | 赤い背表紙(短編)
<< 人生は野菜スープ ボビーに首ったけ >>