ラジオが泣いた夜

「白い町」というストーリーは、トニーとベリンダという一組のカップルの話しだ。
ちょっとしたいさかいと言い争いを何日か前にしたのだが、二人は週末に会うことにした。
その時に着ていくドレスを彼女は新しく買った。そのドレスは「白」だ。
ベリンダの髪はプラチナ・ブロンドに近いごく淡い金髪で、いつも艶を放っている。
トニーと会う時のために白のショーツも買った。
だが、トニーは白のドレスは着てくるなと言う。そのドレスを着てくるなら、せめて赤い口紅をつけてこいと言う。なぜなら白すぎるから。

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白い建物をバックに真っ白なバスが白い広場にとまっている。
その場所が彼と彼女の待ち合わせ場所だ。

この後のストーリーを再び読み返していたら、松田優作の殉職のシーンをふと思い出した。
彼も確か全身真っ白なスーツ姿だったのではなかったか?



『至近距離』
濃いカーキ色のダッジ・モナコ
ステーション・ワゴン
真っ赤なサンダーバードのオープンカー

氷を浮かべたライム・ジュース
罐ビール

新品官給品のコルト・オートマティック1191A1

『ラジオが泣いた夜』
ニッサンのホーマーという白いヴァン
ブルーのコスモAPリミテッド
白い大きなキャデラック

『白い町』
コーヒーとパイ

赤いマスタング
どこもかしこも真っ白な古風なボンネット・バス

ウインチェスターM73のサドル・カービン

『夜行ならブルースが聴こえる』
カンパリ
アイス・ココア
ワイン・ゼリー
カプチーノ
ウイスキーのポケット瓶

長寿という名の中国の煙草
9ミリのパラベラム(東南アジアでつくっているコピー)

『明日が来るわけない』
オレンジ色のセリカ2000GT
白いルーチェのハードトップ
濃紺のギャランGTO
黄色いブルドーザー
六人乗りの5ドア・ヴァン
黒っぽいセダン
コスモAPリミテッド
スポイラーをつけ、太いタイアをはいた濃いグリーンのサヴァンナ
あずき色のセドリック2000の2ドア・ハードトップ

ベレッタGR4

ビール
コーヒー
熱すぎるほどに熱いキツネうどん

『ハッピー・エンディング』
純白のリンカン・コンチネンタル・マーク4
ベージュ色のフェアレディZ
幌をかけた2トン・トラック
国産の2800ccクラスのセダン
ポンティアックのトランザム
長距離輸送の大型トレーラー・トラック
白っぽいセダン

ステンレス・スチールの美しい仕上げの銃身を持った44口径のオート・マグ
(弾丸はノーマ社製)

『高原のティー・タイム』
紅茶

黒いセダン
2トン・トラック
ヴァン
ドアが赤く塗ってあるほかはローターをのぞいて銀色のヘリコプター

『心をこめてカボチャ畑にすわる』
ハーレーのスポーツスタをチョッパーにし段差のある二人乗りシートをつけたもの
濃い紫色のダッジ・ロイアル・モナコの4ドア
真っ白いリンカン・コンチネンタルの4ドア・セダン
純白のウィネバゴ・モーターホーム
フォードの青いピックアップ・トラック
ヴァニラ・アイスクリーム色のオールズモービル・トロナードの2ドア
(ボディまんなかに前から後ろまで細く一本鮮やかなブルーのストライプが走っていて
レザートップの屋根は燃えるような赤)

ネイヴィ・アームズによる口径・22のウインチェスターのモデル1866のレプリカ
銃身6インチのコルト・パイソン・357マグナム

コールドビーフのサンドイッチ
紙の容器にはいったミルク
熱いブラック・コーヒー
コーヒーにフルーベリー・パイ
ステーキのすごいやつ
アイスウォーター
サンドイッチ
罐入りビールの六本入りカートン
フランス・パンのサンドイッチ
(バター,スパムのデヴィルド・ランチョン・ミートの4オンス半の罐詰,
ウースター・ソース,レタス,スライス・チーズ,トマトの輪切りと
玉ネギの輪切りとピクルス)

『俺を起こして、さよならと言った』
ウイスキー・サワーの砂糖抜き
ギムレット
紅茶
ライス・プディング
軽い酒
ビン入りのトニック・ウォーター
ソーダ水

国産のフル・サイズのハードトップ

乙女の祈り

「無理はしないことよ。男は飲めない深酒、女は似合わない厚化粧。
どっちも、結局、ろくなことないんだから」
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by space_tsuu | 2004-04-08 00:00 | 赤い背表紙(短編)
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